今さら聞けない!ジェル・ワックス・ポマードの違い

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今さら聞けない!ジェル・ワックス・ポマードの違い

 

いよいよ新生活、新しい場所でスタートを切る方も多いのではないでしょうか? そこで重要になってくるのが初対面での印象。好印象を掴み、その後の関係もスムーズに進めていきたいですよね。そんな時、重要なのがヘアスタイル。スタイリング剤は種類が多くて整理がつかない! と、なんとなくお店で一番目立ったワックスを使ったりしていませんか? 今回は、具体的に何を使えばベストな髪型を作れるのか、その解説をまとめました。

 

1.植物性のスタイリング剤(スタイリングローション、ミスト)

 

男性にはちょっと馴染みがないかもしれませんが、まずは植物系の糊をベースにしたものを説明します。想像しやすいのは、「松ヤニ」。触るとベタベタするものですが、植物系の糊はあれがベースのようなもの。その糊を水でといたら「スタイリングローション」、アルコールでといたら「スタイリングミスト」となります。水であるローションは、塗ってからドライヤーで乾かすとスタイルがキープできるのに対し、ミストはアルコールなので水より乾くのが早い、という仕組みです。また、糊をガスでといたものをヘアスプレーと呼びます。これはスタイリングが決まったものに対し固めていくアイテム。糊的な部分が多いのがハードタイプ、少ないものがソフトタイプと呼ばれています。

 

2.油がベースのスタイリング剤(ポマード、ワックス)

 

次に、油をベースにしたものがあります。この場合、糊の役目を果たすものは樹脂と言われるものです。例えば、ラードは熱を加えないと硬いままですが、ポマードはこの原理を利用して、油の粘り強さでスタイルをキープするものになります。これは頭皮の体温で溶けたりするので、根本の所に油がたまりやすい性質があります。また、油の強さで前に生えているものを後ろにキープするなど、固定するパワーも強く、毛根に負担がかかりやすいというデメリットもあります。ポマードは油の粘りでスタイルをキープする。

油分が柔らかくなってくるとハードワックスになります。

油分とファイバーのミックスになると、油が減ってきた分をファイバー(繊維質のもの)がスタイリングをキープしてくれるようになります。そして、ガスとクリームを混ぜたものがムースです。ムースよりも、さらにガスよりになるとワックススプレーという新しいジャンルのものになります。一般的には、ファイバーワックスはスタイリングがしやすい反面、キープ力がハードワックスよりも弱いとされています。

ファイバーワックスは、伸ばすと糸を引き、名前の通り繊維質が入っているのがわかります。繊維が多いものがホールド力が強いと言われており、スタイルをキープするため、油の硬さ・ファイバーの量が増え、ハード化していくという仕組みです。ハード化していく、つまり油が多いとワックスが硬くなっていきます。ハード系であってもしゃぶしゃぶしているものはファイバーが多いか樹脂が多いかに分かれます。樹脂が多いと仕上がりがマットになり、油が多いとツヤ感が出ます。樹脂やファイバーは質感がマットなので、そのツヤ感を残したいか残したくないかでワックスを選ぶとよいでしょう。

 

3.樹脂で固めるスタイリング剤(ジェル)

 

油分が少なく、樹脂が多いのがジェルになります。ジェルには、アルコールが入っていており水分を飛ばすような仕組みです。ゼリー状の部分でスタイルを形成し、アルコールが水分を飛ばしてそのスタイルが固まっていくという仕組みです。ホールド力でいえば、最も強いのがジェルと言えるでしょう。

 

4.結局はどう使い分ければいいのか?

 

ジェルは乾くとパキっと固まります。毛の細い人がジェルを使うと、毛束ごとに線が入るようになるので、束感を残したい場合はジェルを使いましょう。

逆に、全体的に整わせて、面でスタイリングしたい場合は、ポマードを使うとうまくいきます。ムースはワックスほど、髪に油分を残したくない人にオススメです。

ムースよりもライドな質感で油分控えめというのであれば、ガスにした方がいいでしょう。

また、いつもジェルを使っているけど束感を抑えたいという人は、ハードワックスやポマード系を使い、いつもスタイリング剤がベタベタすると感じる人はジェル系に変えるのがオススメ。

また、季節によってスタイリング剤を変えるのも良いとされています。暖かくなってくると、油系のスタイリン剤は熱で溶けてしまうので、ジェルのほうがスタイリングをキープできるのです。

よりはっきりとした違いを感じたい場合は、サロン専売品を利用するのも一つの手。美容室や理髪店で購入できる場合が多いので、気に入ったスタイリング剤があれば、スタイリストさんに聞いてみるといいでしょう。

 

 

さて、いかがでしたか?

スタイリング剤は、自分の髪質にあった物を選ぶことが大切。いつも使っているものだけでなく、いろいろ比較すると面白いかもしれません。

 

 

 

 

出典:Men’s Beauty